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レース場に行きたいか!? 
〜客単価を下げる出不精な私〜


 これを書いている7月上旬現在、まだ梅雨は明けていないのだが、都内は連日35度前後という猛暑。夕方になってもちょっと歩いただけで汗が噴き出すという状況だ。つい数日前など、昼間に仕事を終わらせて夜は松戸のナイターへでも…と目論んでいたのだが、自宅から北松戸までの道のりを考えると腰は重くなるばかり。あっあっ、動かないぃ〜、と一人悶えている間にいつの間にか目の前には冷蔵庫から取り出されたビールが! エアコンからは心地良い冷気がそよそよ! TVとCSチューナーをオンすれば、レース映像とオッズが! …これじゃ出かける気になんざなりませんや。

 結局そのまま自宅でノートパソコンをかたわらに快適にネット投票。 ま、自分が快適ならそれでいいのだが、このスタイルが定着してどんどんレース場に行かなくなるのはヤバイのでは? というのが今回のテーマである。

 まずなにより、現金握って本場に来ている客と自宅で寝そべりながら電投(orネット投票)している客とでは明らかに客単価が違うだろう。レース場にいれば目の前にはレースしかないので、ついほとんどのレースに手を出し、張り額も大きくなりがち。かたや自宅では仕事しながらでも、家事しながらでも、頑張れば○○○しながらでも打てたりする(私はしたことないが)ので、「このレースは見逃そう」とか「軽く遊びで…」などという考え方になり、どうしても張り額としては落ちる。ヘタすりゃ途中でメシ食いに外出しちゃったりね。ちなみにワタクシの場合、直近一ヶ月の一日平均投票券購入額を算出してみると、本場では約4万5千円、在宅ではせいぜい2万円であり、約半分とかそんなもん。もし全ての客がいきなり在宅投票に移ってしまったなら(そんなことはないが)、一日にして売上が半分になってしまうという、史上未曾有の危機を迎えることになる。

 文明の利器として、若年層(将来の主力客層)を中心ターゲットにCS中継、電話投票、ネット投票などを普及させてきたわけだが、これらは全てレース場以外で券を買わせるための手段であり、いつの間にか「本場でレースを見る興奮」よりも、そちらの方が快適かつ便利になってしまった面が多々ある。そのあたりの比較を具体的に列挙してみると…

1:アクセス
レース場…場により事情は違うが、おおむね都心からだと電車で数十分の駅から更にバスとか。
在宅…0分。

2:観戦環境
レース場…生レースの興奮、そして賭場の雰囲気はかえがたいものがあるが、冬は寒く夏は暑い。特観は有料。
在宅…ライブ感は失われるが、エアコンがあれば気温は快適。

3:投票券購入環境
レース場…ほとんどマークシート。3連単は塗るのが大変。
在宅…電話投票はスピーカーホン付きが便利。ネット投票(特にオッズ投票)の利便性はマークシートを超えた。

4:情報環境
レース場…専門紙と予想屋さん(共に有料)が頼り。目の前にいる選手の情報は地乗り(競艇なら展示、オートなら試走)くらい。
在宅…細かい選手情報から専門解説者による展開予想まで、CS放送の内容は充実の一途。

5:飲食環境
レース場…場により優劣はあるが、おおむね煮込み・ラーメン・焼きそばなど。酒もいまだに売ってないところも。
在宅…アルコール類はおろか、好きな食べ物を準備できる。

  等々。まぁ、「そんな比較はあろうが、レース場が一番に決まってる!」というお客もまだまだ多いのではあろうが、そんな人でも家にCSを設置したり、パソコン買ってネット投票の環境が整ってくるに従い、少しづつ本場から足が遠のいていくのではあるまいか。人間どうしても楽なほうへと行きがちだし。そうなると前述のように客単価の低下という事態につながり、ただでさえ客数減だというのに、単価まで下がった日にゃアンタ、一気にヤバいことになってもおかしくない。百歩譲って、単価の下がった客がそれでも公営レースを打ち続ければまだいいのだが、家から近いという理由だけでレースものを一切止めてパチンコ・スロットに移行する人も結構いるんだろうな。

  そんなわけで、在宅投票の普及もいいが、それと同じぐらいの精力を傾けて「レース場の魅力アップ」を図らねばなるまい。

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  …と、ここまでは先日自宅で書いた文章であるが、本日は船橋オート場の特観で観戦しながらこれを書いているワタクシ。実際にレース場に来てみると、本場もなかなか捨てたもんじゃないぞ、と思う点もいくつか。とりあえず特観に入ればエアコンは効いていて涼しいし、モニターからはCS中継がそのまま流れていて情報は入る(いつからこうなったんだろ)。ちなみに今いる特観は山側A席(1000円)。都内から車でのアクセスは高速代が往復で1800円、所要時間は片道25分ほどだ。で、駐車場代はタダ。

 自問自答してみる。往復1時間弱を費やし、かかるお金は合計2800円。そんな中、今日ここまで来た理由を考えてみると、 「仕事は完全に休みだし」(=時間があるので往復1時間は別に苦ではない) 「G2の優勝戦くらいナマで観たいし」(=やはりレースはナマが一番、とは思っている) 「たまにはレース場に行かないと」(これは一種義務感に近い) といったところか。

 うーむ、かなりの好条件が揃わないと今ここにはいないなぁ。例えば昔のように平日といえどもビッグの優勝戦だけに、特観入ろうと思ったら朝から並ばなきゃいけないといかだったらまず来ないし、土日のように高速道路が渋滞するようならやっぱり来ない。道は空いてるわ、特観は昼過ぎに来ても入れるわ…だから来る気になるのであって。まぁ、特観がこんなに空いていること自体マズイのではあるが。

  ここらでまとめると、自宅よりレース場を魅力あるものにするためには、
●アクセスを便利に(船橋くらいなら、都心から送迎バスを出してもらいたい。片道500円くらいなら有料でも可)
●アルコールを販売し、食べ物もバラエティ豊かに、しかも安く。(船橋はまぁ合格か。酒はないが)
●空調の効いたスペースをもっと増やす(一般席含む)
●レース場に来ないと得られない情報がある(解説者による予想イベント、選手が出てきて直にコメントするイベントなど)

 など、手をつけられるところからガンガン実現してゆく姿勢が必要だろう。「あくまでもメインはレース場、在宅投票は都合で行けない人が仕方なく使う代替手段」でなくてはならないと思うのだ。

  こう書きながらも目の前のレースを打ち続け、勝ったり負けたり負けたり負けたりしているが、一旦席に落ち着いてしまえば、やっぱりレース場はいいなぁ、うん。…と思うのは単に自分が公営レースジャンキーだからであって、か。

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