「競輪GPポイントわずか1年で廃止・今年からG1優勝者、賞金上位者の順に」
競輪のグランプリポイント制度が、導入からわずか1年で廃止されることが6日、発表された。KEIRINグランプリ(GP)出場選手は、今年から 1.G1優勝者 2.賞金上位者 の順に選出される。同制度は、GPの出場権に絡む話題づくりとして昨年、制定された。しかし、ポイントはG1決勝進出者だけに与えられたたま、GPメンバーの選出は一発勝負の色合いが濃くなってしまった。わずか1回のチャンスをものにした選手がいた半面、G2やG3などで年間を通して活躍し、賞金で上位に入りながら出場権を逃した選手がいたことも事実。ラストチャンスの全日本選抜のポイントが高かったことに対し、「格が低い全日本選抜のポイントが高いのはおかしい」という疑問の声も大きく、各方面で改正が要望されていた。賞金制度に戻れば不公平感は消えて、分かりやすくなる。とはいえ、売り上げが低迷する競輪界の方向性が依然として定まらない現状は、今後に不安と影響を残しそうだ。(2003.01.07 日刊スポーツ)
【TOM記す】
無駄な改革はもうやめましょう。競馬の馬単のマネである車単が始まってから競輪から足が遠のいた私。それが今度は競艇でちょっと盛り上がったからって3連単の導入。何度でも書きますが、3連単は競輪には向かん! オッズモニターが見づらい!と思っていたら、いつの間にか2枠単(昔のスタンダードですね)が復活したりしてるし、確かになんのポリシーも感じられませんわな。単なるミーハーって感じ。
競輪っていうのは、そのレース形態と感動度だけで十分、いや、けっこう客が呼べる競技なんですよ。バクチ素人に、「あの1本棒形態は、実は中身が3つとか4つとかに分かれていて、オヤジ選手が地域の若い衆を風よけに…」と競輪の仕組みを説明すると、たいてい「へええぇ、そうなんだ!」と、感動されます。「3連単で夢車券が」なんてバカな宣伝(実際夢なんだし)してないで、競技の素晴らしさ・予想の楽しさを全面に押し出してアピールしましょうよ。
私だって、競技としての奥深い楽しみは競輪がダントツ一番だと思ってます。それにしても2枠単の復活は嬉しい限り。今年は競輪場に行く回数が増えそう。
オートも枠の復活を望む!