【 公営ニュース 】

まだまだイケるぞ!

「売上レコード」

連日の好天に恵まれて5日に終了した平塚記念は、4日間トータルで113億7444万8600円を売り上げ、目標の85億円を大きくクリアした。また、最終日1日の売り上げ42億6157万7000円(従来は今年2月25日の静岡記念決勝の41億2382万1800円)と、決勝1レースの売り上げ13億8789万9600円(従来は今年4月8日の川崎記念の12億4874万2400円)は、ともに記念競輪における新記録となった。(2003.5.6 サンケイスポーツ)

【TOM記す】

やるじゃん、平塚! このところやけに(本当にヤケなのかと思ってた・笑)積極策が目立つと思っていたら、記念で爆発させましたね。いやめでたい。

女性タレントの専属起用、特別(G1)と記念(G3)をかなり近い時期で開催、その他にもナイター、寿司BARと、競輪場を「とにかく人の集まるところにしたい」という発想が強く感じられ、これは他場にも大いに参考になるところでしょう。「レース場のアミューズメント化」は、特に大都市・近郊の競輪場においては有効かと思われます。

個人的な希望としては、大宮・千葉あたりのくすんだ空気を持つ競輪場にぜひ追随して欲しい。

いろんな要因が重なって大成功になったのであろう今開催。特に決勝は私も思わず前夜、掲示板に書いてしまったように興味津々の番組でした。フトモモ・パワー共に日本一の小嶋敬二が絶好調。そして完全復活・吉岡の後ろが空いて、捲りのスペシャリスト・岡部が番手を主張。地元・南関は平塚のエース・高木をしょって徹底先行・水書と新田の二段掛け…と、全くスキのない面白すぎるラインナップ。これに張らなきゃ人間じゃない(私は電投口座入金不能のため打てませんでしたが)!

他にも決勝が黄金週間ラス日である、天気も良好、など色々あろうが、お客の興味として大きかったのはやはり吉岡の復活だと思う。彼の人気のカリスマ性は特筆すべきもので、この盛り上がりを維持するためにはやはりスターの育成が急務。中野・井上・滝沢時代くらいとは言わないまでも、「アイツが出るんなら行く!」と思わせる魅力ある選手がやはり少ない。よく言われることだが「人間が自力で走るのが競輪」だけに、お客の選手に対する思い入れは他競技の比ではない。 だからやっぱりCMも「逃がさなーい さたでなーい」じゃなくて、選手を出したり(「♪ごめんなさいねー」はもちろん、ちょっと前の「侍ぞうきんがけ」もなかなか良かった)した方がいいと思いますよん。

/Last Update : 2003/05/06  
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