前回更新から3ヶ月。この間、私自身はここ数年でも特筆すべきハイペースでレース場に通っておりました。電投も合わせて平均すると、週4・5日のペース。悠々自適のご隠居ならともかく、一応フツーに働いて社会生活を営んでいるバリバリ30代の身としては、この生活いつまで続けられるんだろうかという危惧はちょっとありますが、こんなHP立ち上げて「打って残そう公営レース!」なんて言ってるんだからヤラなきゃしゃーない。でも結構、いや、かなり楽しいんですがね。なんだかんだ言いつつ、打てる環境を謳歌しております。
異常なまでのハイペースで賭場に触れ、新たに気づいたことも多々ありまして。この数週間でようやく当HPの確定的方針が自分なりに固まったような気がするので今回はそのあたりを。
前回の当欄では「レース場=賭場。悪場所としてのアピールを」と書きました。それをちょっと撤回。コラムでもお伝えした、今回の平塚記念競輪における莫大な売上更新は「アミューズメント施設としてのレース場」の可能性を明るくさせてくれるものでした。要は、形はミーハー寄りであろうが、レース場(を含む施設)に対する興味「あ、なんか面白そうだな。ヒマだし行ってみようか」と思わせるきっかけを作る(作ってさしあげる)ことなのです。しかしその反面、そうしたミーハー的感覚で来てくれる新規お客さんが実際にレース場を見て、引いてしまうコト・モノがあるのもまた事実(私は当然それも含めて好きなのですが)。そこで第一の作戦。
●作戦その1 「レース場にいるオジサマがたの服装をキレイにする大作戦」
最近足繁く通っているのが「あの」川崎競輪場というせいもあるのかもしれませんが(苦笑)、やはり客の大多数を占めるある種統一的な服装・ルックスが初心者には「うわぁ。。。」という印象を与えてしまうのは否めない。当のオジサマ達は全然構わないのだろうし、大きなお世話なのだが、とにかくレース場への第一印象を良くしたい、と思う側としては色々な方策を考え、提言したい。例えば、通常行われている「ラッキーカード」。先着何千人かに抽選券を配るというあれですが、その景品をオシャレなスタジアムジャンパーとかにする。もらったお客は当然「ありがたい」とそれを着て来場。それが度重なるうちにいつしか場内はカッチョイイ服装のオジサマでいっぱい、なんてのはどうか。どうせ同じ金かけるなら、誰も使いやしないようなセカンドバッグやらを配るよりはこの方がよっぽど対投資効果があると思います。
そこで委員会では、上記のような案を含め、「レース場(主に客席)のビジュアル面を良化させるための」各種アイデアを提言していきたいと思います。
続いては、常々言われている「公営ギャンブルの衰退はアクセスの悪さにある」という点。ギャンブルを好む人間は景気に関わらず打ちたい願望はあるもの。しかし手軽で身近、近所で打てるパチンコに比べ、わざわざ郊外のレース場まで行くのが大変。しかも開催時間が決まっているので、早起きしたり、自分の生活ペースを合わせなくてはならない。これをクリアするためには、やはり都市部においては「近くで打てる」専用場外の設置、地方においては「家にいながら打てる」電話投票の普及、そして本場においては「どこからでも行ける」無料バス運行の更なる拡大、のそれぞれはどうしても避けられない方策。しかし、それらを実行に移すにあたっては、最近毎度毎度の「地元住民による反対運動」が立ちはだかる。そこで第二の作戦は…
●作戦その2
「都市部に専用場外の設置促進、地方には電話投票システムの普及促進大作戦」
当欄前述にもあるような「池袋場外」の問題など、公営ギャンブルの維持・拡大にまつわる事業を支援し、それを反対する勢力に対しては、素人(客側)なりの主張の場がある限り積極的に反論を行ってゆく。とりあえず池袋に関しては、反対派ホームページへの投稿も無視され続けており、事業者へも相変わらず連絡がつかない現状ではありますが、解決をみない以上は注目を続けてゆきます。あと、地方への電投普及については、この先、当HPへ地方の方々からのアクセスがあった場合「ご近所にレース場はないかもしれませんが、今はCSと電話投票というものがあって、これだけ楽しい遊びができるんですよ」というご案内をし、そのためのコーナー等も展開してゆく考えです。
…って、なんだか変に草の根市民運動家っぽいな俺(苦笑)。根底にあるのは「ギャンブルって素晴らしい」「老後まで打たせろ」という発想なので、皆様、怖がったりしないでくださいね。その点だけが唯一心配なのです。
そして「作戦その1」も「その2」も、まずはこれがなくては始まらない、「公営ギャンブルを知るきっかけを与える」ということ。これについても色々言われてきましたが、現時点での私の結論としては「一般社会における人間関係の希薄化」。昔は職場の先輩が後輩を引き連れてレース場に行ったが、今は「休みの日まで先輩の顔見たかねぇや」という風潮で、誘われてレース場に来る若い衆が激減している。しかしこれはさすがに個々の職場とかまで入り込むことはできない我々の立場ではどうしようもないことでもある。当HPにできることは、共感していただける皆様自身に周囲の人間を一人でも多くレース場に誘っていただきたいということ。そこで…
●作戦その3 「公営ギャンブル勧誘マニュアルの作成大作戦」
職場で、近在で、公営レースに誘える可能性のある人間がいる場合に「いかにしてレース場へ連れていき、その楽しさを教え込むか」というマニュアルを作成する。「だって…ギャンブルでしょ?」と腰を引く友人・先輩・後輩をいかに口説くか、というマニュアル。これは男性誌に氾濫する「女性攻略マニュアル」なみに難しいものかもしれませぬが(笑)、今現在我々が折に触れて実行していることでもあり、HPとしてこれをしっかり明文化してゆきたい。大丈夫、人間の本能としての「射幸心」があるかぎりは。 なるべく早期に完成版を公表することを目標としたいと思います。
今回の「委員会」は、当HPの方向性を決定づけるものでもあり、私自身も慎重に慎重を重ねて文章作成をしてきました。それだけに、読む方々からすれば冗長に感じられてしまう可能性もあるので、ここで一旦切りたいと思います。とりあえず作戦その3までをよくお読みいただき、もしご意見・ご感想等ありましたら遠慮なくメール・書き込みをください。
そして、今後は今のところ以下に記したテーマを考えております。
予告:「レース場のアミューズメント施設化促進」
「競技白熱化への提言」
「目指せ!流行語大賞」
>> 公営レース賛成派・トップへ <<
|